関係代名詞②目的格whom(who),whichを使って2文を1文にする方法

こちらも併せて読んでください!

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関係代名詞の格の変化

関係代名詞も「代名詞」の一種なので、人称代名詞と同様に格が変化します。

 主 格 所 有 格目 的 格
(参考)私Imyme
関係代名詞
(人)
whowhosewhom
(who)
関係代名詞
(人以外)
whichwhosewhich
関係代名詞
thatの代用
口語ではwhomはwhoでも良いとなっています。

今回は、目的格の関係代名詞を説明していきます。

目的格whom(who,that)を使った接続

注意!

中学英語ではこのパターンの接続はthatを使うことになっています。whomwhoを使う組み立ては高校で学習します。

例題関係代名詞を用いて一文にしなさい。

This is the boy.(こちらは少年です)

She fell in love with him at a first sight.(彼女は彼に一目ぼれした)

赤文字のところが同じ人を示しています。

2文目のhimを関係代名詞にして、先行詞(説明される言葉:ここではthe boy)の後ろに接続します。

 主 格 所 有 格目 的 格
Hehishim
関係代名詞
(人)
whowhose
whom
(who)

thatの代用×
that
(中学英語の場合
はこれ)
口語ではwhomはwhoでも良いとなっています。
This is the boy.
She fell in love with him at a first sight.
himは目的格(人)なので、
目的格の関係代名詞whom(who)
に置き換えます。
※中学学習範囲ではthatに置き換えます
This is the boy【ここに接続】
She fell in love with whom(who,that) at a first sight.
置き換えたら、関係代名詞を前に出して
先行詞(ここではthe boy)
の後ろに接続します。
This is the boy whom(who,that) she fell in love with at a first sight.
(こちらは彼女が一目ぼれをした少年です)
これで完成です。
This is the boy whom(who,that) she fell in love with at a first sight.
↓省略すると
This is the boy she fell in love with at a first sight.
目的格の関係代名詞は省略可能なので、これでもOK!

このパターンで注意すべき点

関係代名詞に代える単語が先頭でない場合は、前に持ってきて文を接続する

②目的格の関係代名詞は省略できる。

whichを使った接続

先行詞が人以外の場合は、whom(who)の代わりにwhichを使いますが、文法は全く同じです。

例題関係代名詞を用いて一文にしなさい。

This is the sword.(こちらは剣です)

He practices swing with it.(彼はそれで素振りをしています)

赤文字のところが同じ物を示しています。

2文目のitを関係代名詞にして、先行詞(説明される言葉:ここではthe sword)の後ろに接続します。

 主 格 所 有 格目 的 格
それ
(人以外単数)
ititsit
関係代名詞
(人以外)
whichwhose
which
thatの代用×
口語ではwhomはwhoでも良いとなっています。

This is the sword.

He practices swing with it.

itは目的格(人以外)なので、


目的格(人以外)の関係代名詞which

(that)に置き換えます。

This is the sword【ここに接続】


He practices swing with which(that).


置き換えたら、関係代名詞を前に出して
先行詞(ここではthe sword)
の後ろに接続します。

This is the sword which(that) he practices swing with.

これで完成です。

This is the sword which(that) he practices swing with.

↓省略すると

This is the sword he practices swing with.

目的格の関係代名詞は省略可能なので、これでもOK!

このパターンで注意すべき点

関係代名詞に代える単語が先頭でない場合は、前に持ってきて文を接続する

②目的格の関係代名詞は省略できる。

主語を修飾する場合

例題関係代名詞を用いて一文にしなさい。

The boy is practicing swing (少年は素振りをしている)

The girl is staring at him.(少女は彼を見つめている) ※stare at~=~を見つめる

赤文字のところが同じ物を示しています。

2文目のhimを関係代名詞にして、先行詞(説明される言葉:ここではthe boy)の後ろに接続します。

 主 格 所 有 格目 的 格
Hehishim
関係代名詞
(人)
whowhose
whom
(who)

thatの代用×
that
(中学英語の場合
はこれ)
口語ではwhomはwhoでも良いとなっています。

The boy is practicing swing.

The girl is staring at him.

himは目的格(人)なので、

目的格(人)の関係代名詞whom(who,that)に置き換えます。

The boy【ここに接続】 is practicing swing


The girl is staring at whom(who,that).

置き換えたら、関係代名詞を前に出して
先行詞(ここではthe boy)
の後ろに接続します。

The boy whom(who,that) the girl is staring at is practicing swing.

これで完成です。

The boy whom(who,that) the girl is staring at is practicing swing.

↓省略すると

The boy the girl is staring at is practicing swing.

目的格の関係代名詞は省略可能なので、これでもOK!

このパターンで注意すべき点

関係代名詞に代える単語が先頭でない場合は、前に持ってきて文を接続する

②目的格の関係代名詞は省略できる。

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