【中学 二次関数】y=ax²の求め方&間違いやすいポイント(y=ax2乗 y=ax^2)

スポンサーリンク

aの値の求め方

例題1

yxの2乗に比例し、x=3のときy=18となる。yxの式で表しなさい。

まず、

yxの2乗に比例

この言葉を見たら、

y=ax2

この式を思い浮かべましょう!実際書いた方が分かりやすいですが、思い浮かべるだけでもいいです。

そしたら、x=3のときy=18となるので、素直にxyを代入していきます。

18=a×(3)2

18=9a

9a=18

a=2

そして出てきたaの値を、y=ax2aのところに代入して答えです。

y=2x2

例題2

yxの2乗に比例し、x=3のときy=18となる。x=4のときyの値を求めなさい。

このような問題の場合も、例題1と同じようにまずはy=ax2を思い浮かべて、x=3y=18を代入してaの値を出して式を作ります。

なので手順は途中まで例題1と同じです。

y=2x2

このように式が出たら、x=4のときyの値を求めていきます。

x=4なので、それを式y=2x2xのところに代入します。

y=2×42

y=2×16

y=32

aの値を求める時の間違いやすいポイント

2乗の計算

①2乗なのに、×2をして計算してしまう。

例題3

yxの2乗に比例し、x=5のときy=75となる。yxの式で表しなさい。

×間違いの解答

マイ
マイ

これは間違いだからマネしないでね!

y=ax2に代入して

75=a×52

75=a×10⇐ここが間違い!!

10a=75

a=7510

a=152

a152を代入して

y=152x2⇐結果はずれになっちゃいます。

こういう間違いをした経験のある方、けっこういるんじゃないですか?

正しい解答

ミー
ミー

こっちが正解です!

y=ax2に代入して

75=a×52

75=a×25

25a=75

a=3

aに-3を代入して

y=3x2

この間違いをしない方法

「5²=5×5(5を2回かける!)」という意識付けをして計算に臨むこと!

②マイナスの数を2乗した時にマイナスのままになってしまう

例題4

yxの2乗に比例し、x=4のときy=32となる。yxの式で表しなさい。

×間違いの解答

マイ
マイ

これは間違いだからマネしないでね!

y=ax2に代入して

32=a×(4)2

32=a×16⇐ここが間違い!!

16a=32

a=2

a2を代入して

y=2x2⇐結果はずれになっちゃいます

4²のような+の数の2乗も、(-4)²のような-の数の2乗も、2乗すれば+」になることに注意!

正しい解答

ミー
ミー

こっちが正解です!

y=ax2に代入して

32=a×(4)2

32=a×16

16a=32

a=2

a2を代入して

y=2x2

代入の仕方の間違い

例題5

yxの2乗に比例し、x=3のときy=27となる。yxの式で表しなさい。

×間違いの解答

マイ
マイ

これは間違いだからマネしないでね!

y=ax2に代入して

ここが間違い!⇒27y=a×32

27y=9a

…あれ?なんだこりゃ?計算できない。

こういう間違いしたことありませんか?

間違いの解説

このような間違いは、他の代入を使う計算問題でもありがちです。

代入とは、「選手交代」です。

交代した選手がグラウンドに残っていてはいけませんよね?

「代入」はそれと同じです。

この場合、yは27と交代するので、yが式に残っていてはいけないのです。

例題5

yxの2乗に比例し、x=3のときy=27となる。yxの式で表しなさい。

正しい解答

ミー
ミー

こっちが正解です!

y=ax2に代入して

27=a×32

27=a×9

9a=27

a=3

a3を代入して

y=3x2

代入のときは注意しましょう。

分数になるはずの答えが…

例題6

yxの2乗に比例し、x=4のときy=4となる。yxの式で表しなさい。

×間違いの解答

マイ
マイ

これは間違いだからマネしないでね!

y=ax2に代入して

4=a×42

4=a×16

16a=4

a=4⇐ここが間違い!

a4を代入して

y=4x2⇐はずれてしまいます

こういう間違いをしてしまう方もよく見かけます。

正しい解答

ミー
ミー

こっちが正解です!

y=ax2に代入して

4=a×42

4=a×16

16a=4

aに付いている数16で両辺を割ります。

16a16=416

a=14

a14を代入して

y=14x2

方程式の最後は、

文字に付いている数で両辺を割ります!=文字についている数の逆数をかけます!

例1

5x=10

文字xに付いている数5で両辺を割ります。

5x5=105

x=2

これと同じ規則です。

例2

4x=2

文字xに付いている数4で両辺を割ります。

4x4=24

x=12

例3

23x=4

32×23x=4×32

x=6

 

xに付いている数が分数の時は、「割る」という考え方が分かりづらいので、「付いている数の逆数をかける」と考えましょう。

ポイント

□で割る=□の逆数をかける

以上のような間違いに注意して計算していきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました